本当に寒くなり，布団一枚じゃどうしようもない今日この頃です．

みなさん，いかがお過ごしですか？

今日もボブがやらかしました．
ボブは見ていて，まったく飽きない存在です．

お昼に食堂に行って，メニューにディスプレイを見ると，ローストチキンと茹でたジャガイモのメニューと，ミートローフとペースト状のジャガイモとグリーンピースのメニューが並んでしました．

これらがお勧めのようです．

私はミートローフにしようと決めて列に並んだのですが，当然一緒に並ぶと思っていたボブが方向を変え，ローストチキンの列に並んだのです．

．．．あれだけ嫌いと言っておきながらなぜ？？

ボブに「It's chicken.」と言ったのですが，答えは「I like, maybe.」でした．

．．．何？多分で決めていいの？明らかに鶏肉ですけど．

もうどうにでもなれとほおっておきました．

で，いざ一口食べたら，案の定テンションがだだ下がりです．
「I don't like it.」

．．．いや，あれだけ忠告したのに．

しかもボブはナイフとフォークをうまく使えません．
よって，ナイフとフォークで骨をはさんで，口をそこに持っていくという荒技を用います．
しかし，我々の横でスーツ姿の黒人さんが同じローストチキンをナイフとフォークを使って，優雅に食べていたのを見て，ボブはその荒技をやめました．

．．．恥ずかしかったのかな？

次にとった行動は，どうにかナイフとフォークを駆使して，まず骨と肉を分離し，骨をお皿からお皿を載せているトレイの上にポンポン捨てていきます．
5分後，お皿には，見た目には既に残骸となりかけている鶏肉とポテトのみが残りました．

そして味が嫌だったのか，おもむろに席を立ち調味料の置いてあるテーブルに向かいました．

食堂の真ん中付近にケチャップ，マスタード，マヨネーズ，醤油，タバスコなどが置いてあるテーブルがあるのです．

ボブは迷わず醤油を手に取り，こちらに「ソース，ソース」といって持ってきました．

．．．「ソイ」ソースですけど．いいんですか？

声をかける暇なく，鶏肉の上に「ソイ」ソースをこれでもかとかけました．

ようやく落ち着いて食べられるのか，満面の笑みで鶏肉にがっつきます．
（この時点で私は既に食事を終えていましたので，ボブの表情に釘付けです．）

2口くらい食べた後，「Good taste」．

でました「おいしい」の一言．
好きではない鶏肉＋間違って取ってきたと思われる「ソイ」ソースのコラボが功を奏したようです．

よかったよかった．
これで鶏肉好きになったんではないでしょうか．

では．